心理カウンセラーの内海です。
今の世界の状況は、
ついこないだまでほんとに想像できませんでした。
しみじみ、この60?70?年は
幸せな時代だったんだなぁと思います。
以前SARSが集団発生したときに、
大阪では2か所しかない
陰圧式の病室がある病棟に勤務していて、
「SARSの患者さんが出たら、この病棟に入院させるからね」
と上司から言われてびくびくしていました。
その後転勤した病院で外来担当になり、
新型インフルエンザが流行りました。
使っていなかった棟を、
新型インフル患者さん用外来にして
対応しました。
1人毎に全部破棄して変えるので
防護衣の消費がすごかったのを覚えています。
その費用は誰にも請求できないので
こんなことは国じゃないととてもできないなぁと
思ったことを覚えています。
また、感染予防の防護衣の着脱は
しっかり看護教育でも知識と実技で教えるのですが
なかなかできない学生が多かったです。
また看護師でもそうでした。
空気感染する疾患の病棟に勤務する看護師は
定期的にN95マスクの装着テストをしていたのですが、
半数くらいOKでなかった。。。
手洗いのテストもします。
特殊な光でキチンと汚れが落ちているか確認します。
爪が伸びていると、その部分に細菌やウィルスが残る。
だから感染予防のために看護師は爪を短く切らないとダメなんです。
何回手を洗ってるか検査することがあって
私は1時間20回以上でした。
もちろん手が荒れます。
荒れるということは、細かな傷ができているということで
そこから感染する可能性があるので、
皆手洗い後にハンドクリームをつけます。
そのハンドクリームも、指で取るとそこから感染の可能性があるので
プッシュ式とか自動で出てくるのをつけていました。
その位徹底しても、感染することがあるのです。
ノロがアウトブレイクしたときは最低でした。
患者さんだけでなく看護師もどんどんやられて
最後までかからなかった私は、過剰勤務。
そのうえ患者用トイレを1~2時間ごとに次亜塩素酸ナトリウムで掃除。
話はそれましたが、
その位感染予防は徹底してやっていました。
今医療現場では、
ただでさえ忙しいのに想像を絶する状況だろうな
と想像します。
看護師の人員はどこもギリギリですから、
2・3人病気で働けない人がでただけで
普通のシフトが組めなくなります。
急性期で人工呼吸器装着の患者さんがおられたら、
各種時間ごとの点滴・注射、
1~2時間ごとのバイタルサインと
痰の吸引や体位交換、
毎日の陰部洗浄と
週2回から3回の清拭やシャンプー
殆どつきっきりになるのですが、
患者一人に看護師一人なんてつけられない。
そんな状況がさらにさらに酷くなっているのは
火を見るより明らか。
それなのに、
看護師をしている友達から
自分の病院にコロナの患者さんを受け入れたら
「その病院の職員は市バスを使うな」等の
苦情の電話が殺到したと。
医療職のみなさんは
逃げ出したいくらい大変だし不安ななか
頑張っておられると思います。
感謝以外ないです!
私にできることを考え
看護師さんに限りzoomカウンセリングを
初回のみ無料で致します。
需要があるのかわかりませんが
お役に立てれたら嬉しいです。
ご希望の方は
kokoro-184@nifty.com
まで連絡ください。
コロナが早く終息しますように。